AVでないとイケない男

世の中には、AV(アダルトビデオ)の見過ぎで射精障害になった人たちもいます。
一般男性であればAVを見ながらオナニーをした経験が誰しもあると思います。

AVを見ながらオナニーをすること自体は基本的に問題はないですよね。

ただ、青少年に誤った性知識を植え付けるとか、女性軽蔑だとか、頷ける批評もありますが、性機能という観点でみたら、あまりデメリットは考えられません。
しかし、「AVを見ないとイケない」というのは別問題です。
それはれっきとした心因性射精障害「AVアディクション(依存)」なのです。
この症状をもう少し噛み砕いていうと「AVを見ながらオナニーして射精することはできるが、セックスしようとしてもうまく射精ができない。そんな姿が想像できない。」という事になります。
他人の営みを客観的に見ながらならイケるけど、自分が主人公になろうとするとだめになってしまう、ということですね。
「AVの見過ぎで・・・」と言いましたが補足すろと、毎日見続けてたら皆が射精障害になる、というものではないです。
そこには、やはりその人の抱える何らかの「心の背景」が強く働いてる、と考えるべきだと思います。

ただし一方で、一般論としてはこんな見方もできるのではないか、と感じています。

今の日本は「AV天国」と言っても良い状況です。
街には、あらゆるジャンルのエロ作品が溢れていて、ネットを巡れば無修正の類の映像も無料で簡単に手に入ります。
加えて、日本のその手の作品は、工業製品などと同じでユーザーのニーズを的確に捉えた「作り込まれた」ものが多いです。
日本男児はいつの間にか「オカズに不自由しない」環境に置き換えられていたわけです。バーチャルのエロの充実は、ある面で「女性の敵」です。
わざわざ妻や彼女とセックスしなくても性的満足をいつでも得られる状況ですから。
これも、個人的見解とお断りしておきますが、エロコンテンツ(オナニーグッズや性風俗など)の発達した住環境が日本で特異的に膣内射精障害を増加させている2大原因ではないか、と考えてます。

そうなると、エロにせよ何にせよ「優れた」ものは海外からも支持され、輸出されていきます。アニメが瞬く間に世界を席巻したように、日本のエロコンテンツも、今後普及が進んでいくのではないでしょうか?
そうだとすると、「性の先進国病」ともいえる膣内射精障害も、これからは世界規模で増加する可能性があります。
国際学会で膣内射精障害について積極的に議論される日は案外近いかもしれないですね。

性的興奮の対象が「変わってる」場合にも、生身の女性とのセックスでは障害になる場合が少なくありません。
例えばSMのような過激な映像にハマった結果、現実離れした状況でないと射精が出来なくなったという話はよく耳にします。
女性の身体の一部や衣服などに執着するフェティッシュな性的嗜好も性的障害に結びつくことがあります。
射精障害に悩む夫婦がコスプレを「導入」したら症状が改善されたという話もあります。「コスプレ好き」という旦那さんの趣味嗜好を逆手に取った策ですね。

治療方法は人それぞれ違うので、パートナーと共に試行錯誤していくしか治療方法はない
ですね。